일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしょたいこうき

新書太閤記

吉川 英治

吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 176,911자 · 353화면

아오조라 문고

ぶるる、と強く首を振って、瞬間、真面目なひとみを耀かした。そして、一どに醒めたような酒気の名残の底でひそかに思う。――こんな天女を野末に迷わせておかないでも、おれの女房に持つことはできないものか。持って不思議はないではないかと。

そこで彼は彼女の希望を釣り糸に仕掛けた。おふくろがいては口うるさい。ちょっと話があるから外へ出て欲しい。なアに、あなたは旧主のおひい様だ。ばあやに気がねなんかいるもんか。外はおぼろ月、夜桜の下で、とっくり相談を聞こう――といったふうにである。

於通が、その口車にのせられて、のら息子と一緒に戸口へ出たので、お沢は、はだしになって土間へとび降り、その袖をとらえて引きとめたが、

「うるせえなあ。籠の鳥じゃアあるめえし、こんなに大きくなったおひい様を、自分の思う通りにしておこうたッて、やきもきするおふくろが無理というもんだ。――年寄は先に寝ていねえ。すぐ帰って来るからな」

無理に、お沢の手を彼女の袖からもぎ離して、三蔵は、外から戸を閉めてしまった。

「……あ。追ッて来やがった。於通さま、駈け出そう」

どこへとも訊くひまもなく、ただ三蔵が走るために、彼女も走った。