후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 176,911자 · 353화면
いまいるのは、第二期生組であった。一期生の山出しや貧乏ッ子の腕白ぞろいとちがって、二期生はみな相当な家の子弟であった。大名の子で質として来ている者もあった。上品で行儀よく、知性に富んだ子は、南蛮寺の附属耶蘇学校でならったミサの歌や讃美歌も知っていた。第一期生のような乱暴者や野性の横溢はいまの小姓部屋には見られなかった。
「殿さまは、お目ざめになってるぞ。わしでない者に来いと仰っしゃった」
最年少の鍋丸は、何の命もうけず帰って来て、ほかの仲間へそう告げた。
ひとりが、訊ねた。
「ごきげんが悪いのか」
鍋丸は、首をふり、
「ウウん。そんなことはない」
聞いて安心したように、菅六之丞が秀吉の部屋へ行った。ここは一昨年焼けた坂本城を改築して出来た仮城で、松原越しに、潮が見え、裏窓から叡山の山桜がかすんで見えた。
「おや、おいでがない?」
部屋には、山風が通っていた。どんなに忙しくても、わずかな時間をぬすんでも、昼寝は薬と、怠りない秀吉だったが、起きるとたんに、爽快な気をあたまにも面上にも満たした彼の活動が始まり、周囲をあわてふためかせるのが常だった。
「あれや、佐吉だろう。