후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 190,406자 · 381화면
じゃんかは、両手で杯を押しいただくと、
「ありがとうございます」
心から頭を下げた。
しかし、酒は飲まなかった。
「おいッ、みんな!」
突然、じゃんかはそう呶鳴るようにいって突ッ立つと、杯を高く挙げて、
「せっかくの思し召だ。これ一杯ずつ飲んだら、すぐ仕事にかかろうぜ。てめえ達も、聞いたろう。木下様のおことばを聞いちゃあ、おれ達は、面目なくて、どうして天道様が、罰をあてなかったか、ふしぎなくらいなものだ。今日まで、喰いつぶして来た米の手前にも、一世一代、働いてみる。ほんとの御奉公をやってみせる。――おらあそう肚をきめた。てめえ達は、どうする※(感嘆符疑問符、1-8-78)」
じゃんかのことばが終ると同時に、他の棟梁も職人たちも、一せいに起ち上がって、
「やろう」
「やりましょう」
異口同音に答えた。
藤吉郎も、飛び上がって、
「やってくれるか!」
「やりますとも」
「かたじけない」
彼も、杯を挙げ――
「では、この酒は、三日の後まで、預かっておくぞ。首尾よく御工事がすんだら、その時こそは、心ゆくまで飲むとして」
「わかりました」
「また、山淵右近が、おぬし達にくれるといった金は、何ほどか知らんが、それも竣工の後は、藤吉郎が身にかなう程の褒美はいたすぞ」