후리가나로 읽는 일본 고전
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めいじびじんでん
新編 近代美人伝 (上)
長谷川 時雨
長谷川 時雨의 新編 近代美人伝 (上)(めいじびじんでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 129,076자 · 256화면
上流では北白川宮大妃富子殿下、故有栖川宮妃慰子殿下、新樹の局、高倉典侍、現岩倉侯爵の祖母君、故西郷従道侯の夫人、現前田侯爵母堂、近衛公爵の故母君、大隈侯爵夫人綾子、戸田伯爵夫人極子を数えることが出来る。東伏見宮周子殿下、山内禎子夫人、有馬貞子夫人、前田漾子夫人、九条武子夫人、伊藤子夫人、小笠原貞子夫人、寺島鏡子夫人、稲垣栄子夫人、岩倉桜子夫人、古川富士子夫人の多くは、大正期に語る人で、明治の過去には名をつらねるだけであろうと思われる。
山県公の前夫人は公の恋妻であったが二十有余年の鴛鴦の夢破れ、公は片羽鳥となった。その後、現今の貞子夫人が側近う仕えるようになった。幾度か正夫人になるという噂もあったが、彼女は卑下して自ら夫人とならぬのだともいうが、物堅い公爵が許さず、一門にも許さぬものがあって、そのままになっているという事である。表面はともあれ、故桂侯などは正夫人なみにあつかわれたという、その余の輩にいたってはいうまでもない事であろう。すれば事実は公爵夫人貞子なのである。
貞子夫人の姉たき子は紳商益田孝男爵の側室である。益田氏と山県氏とは単に茶事ばかりの朋友ではない。