후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
いちかわくめはち
新編 近代美人伝 (下)
長谷川 時雨
長谷川 時雨의 新編 近代美人伝 (下)(いちかわくめはち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 138,172자 · 277화면
明治十年の出生であったが、もの心づいた時は、京橋区木挽町、現今の歌舞伎座の裏にあたるところの、小さな古道具屋が養家だった。後に、養母は、江木家へ引きとられていたが、養家では、生みの男の子には錺職ぐらいしか覚えさせなかったが、勝気な栄子には諸芸を習わせた。
新橋に半玉に出たが、美貌と才能は、じきに目について、九州の分限者に根引きされその人に死別れて下谷講武所からまた芸妓となって出たのが縁で、江木衷博士夫人となったのだ。関家が東京に住み、令嬢のませ子さんが第一女学校に通学していた十五の時、江木衷氏の夫人はあなたの姉さんだといってると知らせてくれた友達があって、それが逢うきっかけとなった。けれど、もう父の関氏はこの世の人ではなかった。
今年の二月二十日、わたしはふと、ませ子さんに欣々さんの死ぬ前の様子がききたくなった。二、三日たって、相州片瀬の閑居に、ませ子さんの室にわたしは坐った。
ませ子さんも、清方画伯が「築地河岸の女」として、いつか帝展へ出品した美しい人である。病後とはいえ、ふと打ちむかった時、欣々さんにこうも似ていたかと思うほど、眼と眉がことに美しく、髪が重げだった。