후리가나로 읽는 일본 고전
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かえるのゴムぐつ
新編風の又三郎
宮沢 賢治의 新編風の又三郎(かえるのゴムぐつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 41,031자 · 84화면
そこらの畑や田はずんずん潰れて家がたちました。いつかすっかり町になってしまったのです。その中に虔十の林だけはどう云うわけかそのまま残って居りました。その杉もやっと一丈ぐらい、子供らは毎日毎日集まりました。学校がすぐ近くに建っていましたから子供らはその林と林の南の芝原とをいよいよ自分らの運動場の続きと思ってしまいました。
虔十のお父さんももうかみがまっ白でした。まっ白な筈です。虔十が死んでから二十年近くなるではありませんか。
ある日昔のその村から出て今アメリカのある大学の教授になっている若い博士が十五年ぶりで故郷へ帰って来ました。
どこに昔の畑や森のおもかげがあったでしょう。町の人たちも大ていは新らしく外から来た人たちでした。
それでもある日博士は小学校から頼まれてその講堂でみんなに向うの国の話をしました。
お話がすんでから博士は校長さんたちと運動場に出てそれからあの虔十の林の方へ行きました。
すると若い博士は愕ろいて何べんも眼鏡を直していましたがとうとう半分ひとりごとのように云いました。
「ああ、ここはすっかりもとの通りだ。木まですっかりもとの通りだ。