후리가나로 읽는 일본 고전
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かえるのゴムぐつ
新編風の又三郎
宮沢 賢治의 新編風の又三郎(かえるのゴムぐつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 41,031자 · 84화면
そしてとうとう願かなってその親子をば養われたじゃ。その功徳より、疾翔大力様は、ついに仏にあわれたじゃ。そして次第に法力を得て、やがてはさきにも申した如く、火の中に入れどもその毛一つも傷つかず、水に入れどもその羽一つぬれぬという、大力の菩薩となられたじゃ。今このご文は、この大菩薩が、悪業のわれらをあわれみて、救護の道をば説かしゃれた。その始めの方じゃ。しばらく休んで次の講座で述べるといたす。
南無疾翔大力、南無疾翔大力。
みなの衆しばらくゆるりとやすみなされ。」
いちばん高い木の黒い影が、ばたばた鳴って向うの低い木の方へ移ったようでした。やっぱりふくろうだったのです。
それと同時に、林の中は俄かにばさばさ羽の音がしたり、嘴のカチカチ鳴る音、低くごろごろつぶやく音などで、一杯になりました。天の川が大分まわり大熊星がチカチカまたたき、それから東の山脈の上の空はぼおっと古めかしい黄金いろに明るくなりました。
前の汽車と停車場で交換したのでしょうか、こんどは南の方へごとごと走る音がしました。何だか車のひびきが大へん遅く貨物列車らしかったのです。
そのとき、黒い東の山脈の上に何かちらっと黄いろな尖った変なかたちのものがあらわれました。