후리가나로 읽는 일본 고전
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かえるのゴムぐつ
新編風の又三郎
宮沢 賢治의 新編風の又三郎(かえるのゴムぐつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 41,031자 · 84화면
林中のふくろうは、今夜は一人も泣いてはいませんでしたが怒っていることはみんな、昨夜どころではありませんでした。
「傷みはどうじゃ。いくらか薄らいだかの。」
あの坊さんの梟がいつもの高い処からやさしく訊ねました。穂吉は何か云おうとしたようでしたが、ただ眼がパチパチしたばかり、お母さんが代って答えました。
「折角こらえているようでございます。よく物が申せないのでございます。それでもどうしても、今夜のお説教を聴聞いたしたいというようでございましたので。もうどうかかまわずご講義をねがいとう存じます。」
梟の坊さんは空を見上げました。
「殊勝なお心掛けじゃ。それなればこそ、たとえ脚をば折られても、二度と父母の処へも戻ったのじゃ。なれども健かな二本の脚を、何面白いこともないに、捩って折って放すとは、何という浅間しい人間の心じゃ。」
「放されましても二本の脚を折られてどうしてまあすぐ飛べましょう。あの萱原の中に落ちてひいひい泣いていたのでございます。それでも昼の間は、誰も気付かずやっと夕刻、私が顔を見ようと出て行きましたらこのていたらくでございまする。」
「うん。尤じゃ。