후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しんさいゆうき
新西遊記
久生 十蘭
久生 十蘭의 新西遊記(しんさいゆうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 26,654자 · 52화면
その下の宮殿は立方体式の宏壮な石※(「土へん+專」、第3水準1-15-59)を幾層となく積みかさね、幾何学的配列で窓をうがった正面の壁はやや前方へ傾斜し、古代エジプトの神殿建築のバイロン(塔門)の様式に似ている。正面だけでも半リーグ(約半里)以上もある建物が岩山の南面の半ばを蔽いつくし、それを中心にして、拝殿、祠殿、霊廟、僧院、仏塔と幾百の堂宇が無数の石階や石廊や拱門で縦横につながり、四千年前に消滅したテーベの栄華の宮殿の復原図を眼のあたりに見るような幻想的な画面をつくりあげている。
空を摩して聳えるヒマラヤ山脈の等高地帯、喜水の渓谷に、西蔵の主都であり西康、青海、蒙古、新彊、露領トルキスタン、裏海沿岸に住む黄ラマ教一千万の信者のメッカになっている拉薩という都があることは知っていたが、モンブランの二倍ほどの高さのユングリング・リラの切通しのかなた、西蔵高原の風雪に櫛けずられた広袤一千リーグ(方千里)の荒れ地の果てで、眼をおどろかす荘厳華麗な大都市の実在に接しようなどと誰が想像したろう。
ポンタマー・ホ(玉の宮殿の意)と名づけられている大宮殿の壁の厚さはただごとではない。