일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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りょしゅう

旅愁

横光 利一

横光 利一의 旅愁(りょしゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 576,941자 · 1138화면

아오조라 문고

しかし、久慈は東野の感想が耳新らしく響いたので、ゴシックと俳句精神の似たところを、なるだけ彼から掘り出して訊いてみたいと謙遜な気持ちになるのだった。

「このお寺はいつごろの産かしら、十四世紀?」

「十三世紀だね。だからまア源平のころだろ。近代のまだ全く生じていない、西洋というものの純粋の形がこれだな。全体の精神が、空を向いている秩序で維持せられているでしょう。けれども、その秩序を造っている精神の合理性が、対象となるべき空を規定しているといっても、よくよく見ると、空から下に向って延びている非合理な必然性にまで、ちゃんと独自性と自立性とを与えているよ。あの沢山な翼の姿がそうだ。おのおのの目的の含む生命力というようなものの意志を尊重して、その非合理の秩序さえ立派に一つの理念としているのは、全くこれや素晴らしいものだと思うな。」

聞いていると、東野は自分の頭の中の構想でお寺を見ているように、久慈には思われて来るのだった。東野ともよくこの寺院について議論をしたらしい塩野は、異議ありそうに笑いながら久慈に云った。

「東野さんの説は新説だから、よく覚えときなさいよ。