후리가나로 읽는 일본 고전
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さるかにかっせん
日本の神話と十大昔話
楠山 正雄
楠山 正雄의 日本の神話と十大昔話(さるかにかっせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 36,605자 · 76화면
「やあ、たいへんだ。茶がまが化けた。」
「和尚さん、和尚さん。茶がまが歩き出しましたよ。」
と、てんでんにとんきょうな声を立ててさわぎ出しました。その音に和尚さんは目をさまして、
「やかましい、何をさわぐのだ。」
と目をこすりながらしかりました。
「でも和尚さん、ごらんなさい。ほら、あのとおり茶がまが歩きますよ。」
こうてんでんに言うので、和尚さんも小僧さんたちの指さす方を見ますと、茶がまにはもう頭も足もしっぽもありません。ちゃんともとの茶がまになって、いつの間にか布団の上にのって、すましていました。和尚さんはおこって、
「何だ。ばかなことを言うにもほどがある。」
「でもへんだなあ。たしかに歩いていたのに。」
こう言いながら小僧さんたちはふしぎそうに、寄って来て茶がまをたたいてみました。茶がまは「かん。」と鳴りました。
「それみろ。やっぱりただの茶がまだ。くだらないことを言って、せっかくいい心持ちに寝ているところを起こしてしまった。」
和尚さんにひどくしかられて、小僧さんたちはしょげて、ぶつぶつ口こごとを言いながら引っ込んでいきました。
そのあくる日和尚さんは、