일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さるかにかっせん

日本の神話と十大昔話

楠山 正雄

楠山 正雄의 日本の神話と十大昔話(さるかにかっせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 36,605자 · 76화면

아오조라 문고

どうもけしからん話でございます。ねずみというやつは、人間の中で申せばどろぼうにあたるやつで、じひをおかけになればなるほどよけい悪いことをいたします。もしねずみの言うことをお取り上げになって、わたくしどもがまたつながれるようなことになりますと、いよいよやつらは図に乗って、どんなひどいいたずらをするかわかりません。それとは違って、猫はもと天竺の虎の子孫でございますが、日本は、小さなやさしい国柄ですから、この国に住みつくといっしょに、このとおり小さなやさしい獣になったのでございます。しかし一度ほんとうにおこって、元の虎の本性に返りますと、どんな獣でも恐れません。それ故こんどお上からおふれが出て、放し飼いになったのを幸い、さしあたりねずみどもを手はじめに、人間にあだをする獣を片っぱしから退治するつもりでいるのです。」

と言いました。

和尚さんは猫のこうまんらしく述べ立てる口上を、にこにこして聞きながら、

「うん、うん、それはお前の言うとおりだとも。だからねずみの言うことは取り上げずに帰してやったのだから、安心おしなさい。」

と言いました。

そこで猫はすっかりとくいになって、尾をふり立てながら、みんなが首を長くして待っている所へ行って、