후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
いも
日本プロレタリア文学集・11 「文芸戦線」作家集(二)
佐左木 俊郎
佐左木 俊郎의 日本プロレタリア文学集・11 「文芸戦線」作家集(二)(いも)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 26,241자 · 54화면
善良な人民の交通を妨害しやがって、それで法律が許して置くか? 馬鹿野郎共め!」
権四郎爺は散々に平吾を罵倒した。最早人家の多い宮前部落の、駐在所の近くまで来ているので、彼は気が大きくなっているのだった。同時に、法律に対する彼等の恐怖感をも唆らずには居られない気がした。――この前に煉瓦工場が繁昌したとき、彼が煉瓦工場と地主達との間を奔走して、宏大な良質の田圃の底を煉瓦にさせたと云うので、彼を脅かそうとした部落の青年達が、法律の名によってどんな目に会されたか? ――あの当時の彼等が、法律に対して抱いた恐怖観念に、部落の奴等をもう一度叩き醒ましてやらなければならないと権四郎爺は考えたのだった。
「なあ、野郎共! 法律は許さねえぞ。平吾の馬鹿野郎め! 善良な人民の交通を妨害しやがって、それで罪人でねえと云うのが? 平吾の馬鹿野郎! 犬野郎! 畜生! 猿! 栗原権四郎が罪人と睨んだ以上、法律が許して置くか? 平吾の馬鹿野郎め!」
「老耄め! なんだって他人の悪口をして歩きやがるんだい? 高々と。」
暗い生垣のところから、誰かが斯う言って、ぬうっと出て来た。其処は、平吾の家の杉垣と、平吾が鵞鳥を飼っている苗代とに挟まれてる場所であった。