후리가나로 읽는 일본 고전
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いも
日本プロレタリア文学集・11 「文芸戦線」作家集(二)
佐左木 俊郎
佐左木 俊郎의 日本プロレタリア文学集・11 「文芸戦線」作家集(二)(いも)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 26,241자 · 54화면
」
「ほうしか。なじょがして、医者さかけねえで癒し度がすちゃ。ねえ、あきよ嬶様。医者も、随分なもんでがすぞ。人助けだなんて言ってで……俺家の爺様が、五日もかかって取る銭を、一っぺんに取って行って、それで足りねえどしゃ。なんぼ掘れるもんだが、自分で掘って見ればいいんだ。注射のような訳に、とっても行ぐもんでねえから……人の身体には、蚤か虱しかいねえげっとも、山には蛇も居んのだし……」とモセ嬶が言った。
モセ嬶は、どうかして福治爺の間歇熱を癒さなければ、いけないと思った。このままで、一週間も続いたら、彼等は、炎天の道路に投げ出された蛙の子のようになって了わねばなるまい。
其日の午後、モセ嬶は、五六日使わずに置いたので、少し赤い錆の噴き出た坏を担いで、山芋のありそうな籔を、次から次と覗いて歩いた。しかし、夕方まで籔をかきまわしたが、医者の家に持って行けそうな山芋は、一本も掘れなかった。
モセ嬶は、がっかりして、泥のついた手で水洟をこすりながら、鼻の下を黒くして、「なじょにして爺様を喫驚させべ?」と考えながら、短い青草の生えている細い山路を上って行った。すると、路傍に、大きな黒い蛇が横になっていた。