후리가나로 읽는 일본 고전
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ともぐい
日本プロレタリア文学集・20 「戦旗」「ナップ」作家集7
本庄 陸男
本庄 陸男의 日本プロレタリア文学集・20 「戦旗」「ナップ」作家集7(ともぐい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,052자 · 11화면
工場裏の芝生では、安賃銀の臨時傭達が男女と混み合って粗末な弁当を開いていた。何時かは常傭工になれるだろうと、もう長い間戦争準備の陸軍食料工場でこき使われていた。
「ここには腐るほど食物がある。あの一片でも子供に持って帰れればなあ――」
「やって見ろ、ばさりだから」と横の若い女が首をすくめ乍らニコリと笑って「なア野田さん?」
すると彼はどさっと女にくっついて蹲み、
「ちいちゃんこれさ」と抱きしめた。
「いやだねえ、この人は――」
「よう、よう、畜生ッ!」と皆が冷笑した。すると野田は真赤になって狼狽しながら、憐れな恰好で岩佐に救いを求めたのだ。
「ねえ、岩佐。その、これが不景気を追っ払う理由をよ。恥しくってお前え――」
「よーし……」と彼は弁当箱を膝から下して「この俺がソヴェートに出稼ぎして、この眼で見て来た話なんだ……」
口まで持って行った箸をくわえてしまって、皆の眼が一斉に岩佐に注ぎ、話声がぴたりと止まった。