후리가나로 읽는 일본 고전
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ともぐい
日本プロレタリア文学集・20 「戦旗」「ナップ」作家集7
本庄 陸男
本庄 陸男의 日本プロレタリア文学集・20 「戦旗」「ナップ」作家集7(ともぐい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,052자 · 11화면
「……今し方、警察が来ただぞ。去年のような目に会っちゃあ、堪らねえからなァ――」
彼は何とも答えなかった。
「メーデーも俺ァ不賛成じゃねえ。しかしだぞ、清二……何もお前が先に立ってやらなくともお前――」
そのあとは愚痴になってしまうのだ。
「兵隊に取られて、戦地にやられた思いすれば……俺だって来春はお父っつあ――」
「それと、これとは違う――だ。何も警察は恐っかなかねえけんどな。」
「……だら、警察を恨めよ。」
飯台に向うと父親はけろっとしていた。去年のメーデーは監督官庁と警察に大デモをやってのけた。親爺も伜も凄い勢いだったが、そのあと一週間も立たない蒔付けの忙し盛りを野良から検挙された。ひどい凶作はこの検挙で手不足し更にひどくなった。百姓は百姓をしてれば――と恐慌と戦争の一年が組合を押しつけ、切りくずして来た。父親は箸をおいて清二に頼むのだ。
「――お前一人がたのみだからなァ――」
「だから、尚更ら――」
「馬鹿ッ!」
親爺は茶碗を鉄瓶に投げつけた。突然、可愛さと憎さがこんがらがって、わなわなとふるえ出した。母親は、飯台を急いで片づけながら涙声を上げた。
「清二――年寄りを泣かすでねえぞ。