후리가나로 읽는 일본 고전
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おろかなるものよ
日本プロレタリア文学集・38 プロレタリア詩集(一)
徳永 保之助
徳永 保之助의 日本プロレタリア文学集・38 プロレタリア詩集(一)(おろかなるものよ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 1,714자 · 5화면
その中に船頭らの焚く火が、
水面のところどころを
ラヴの火の流れのように真赤にした。
はるか港の方の、見えわかぬ靄の奥から、
櫓の音が夢のように聞えて来た。
私は泣くまいとした。
船も私の心をなるたけ動かすまいとするように音も無くすべった。
けれど船べりにおどる川浪がぽちゃぽちゃと、
意地悪るい子供のように、
絶えず私のかなしい心にからかった。
私はそれをきくと一層熱い涙が一時にあふれ出した。
『もうおだまり! ね!
男の子が、――
今に世の中に出て、
立派なえらい人になるものが、
そんなに泣くもんじゃないのよ。』
女は云った。
私はうなずいた。
ああ、あの若い女はどこの人だったろう?
ああ女よ、
私は心からおんみに感謝する、
おんみがどこの人であろうとも、
私は終生おんみを忘れないだろう、
おんみの私にかけてくれたやさしい言葉を忘れないだろう。
あの時のただ白く美しかったおんみの顔よ、
対岸の、涙にぬれた、なつかしかった築地海岸の灯よ。
ああ女よ、
少年の私を慰めてくれた、
多くの人の中のただ一人の女よ、
私は今ふとおんみの言葉を想い出した。
おんみは泣き止まぬ私に言ってくれた。
『今に世の中へ出て、
立派なえらい人となるものが、