후리가나로 읽는 일본 고전
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じょきゅう
日本プロレタリア文学集・7 細井和喜蔵集
細井 和喜蔵
細井 和喜蔵의 日本プロレタリア文学集・7 細井和喜蔵集(じょきゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 16,732자 · 33화면
しかし、何も知らない二頭のモルモットはそのちっちゃな可愛い足を投げ出して、一摘みの草の葉を枕にごろりと横に臥っていた。そして人間を信頼しきっている小さな動物はルビーのように透徹した紅の美しい眼を半開にして、微かな寝息で純白の腹をびこつかせ乍らすやすやと眠って居る。その姿は平和そのもののようであり、愛と幸福を告げる天使か菩薩の仏使のように見えた。
四
女給を無給で使って看板にしているカフェーでは、彼女にいてほしさにモルモットを伴れて住み込むことを承諾した。それで、妻は動物のつれ子して行き、彼は弁当配達に住み込んで愈々夫婦は別れ別れになった。
彼女は二三人の朋輩やコックや出前持なんかと一緒に寝るべくあてがわれた店の二階に其モルモットの箱小舎を置いて、コック場から出る西洋人蔘やキャベツやパセリの屑で二ひきの獣を飼った。彼の姿が見えなくなってから二三日というもの、見知らぬ男女がどやどやと箱のぐるりであばれて家の様子が変ったので、小さな動物は脅えたように温順しかった。しかし暫くたつと以前よりも一層よく人に馴れて来て菓子を食べる、芋を噛る、紙を食べる、そしてまるっぽの林檎に手をかけて噛りつくのであった。