후리가나로 읽는 일본 고전
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しゅんせつせん
日本プロレタリア文学集・8 葉山嘉樹集
葉山 嘉樹
葉山 嘉樹의 日本プロレタリア文学集・8 葉山嘉樹集(しゅんせつせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 34,935자 · 73화면
ブリッジは、水火夫室と異って、空気は飴のように粘ってはいなかった。
船の速度丈けの風があった。そこでは空気がさらさらしていた。
殊に、そこは視野が広くて、稀には船なども見ることが出来たし、島なども見えた。
フックラと莟のように、海に浮いた島々が、南洋ではどんなに奇麗なことだろう。それは、ひどい搾取下にある島民たちで生活されているが、見たところは、パラダイスであった。セーラーたちは、いつもその島々を、恋人のように懐しんだ。だが、その島も、船が寄港しない島に限るのであった。船がつくと、どんな島でも、資本主義にその生命を枯らされていることが暴露されるからであった。
燈台が一つより外無い島、そして燈台守以外には、一人の人間も居ない島、そんな島が幾つも浮んでいた。そんな島は、媾曳の夜のように、水火夫たちを詩人にした。
今、第三金時丸は、その島々を眺めながらよろぼうていた。
コーターマスターは、「おもて」へ入った。彼は、騒がしい「おもて」を想像していた。
おもて(水夫室)の中は、然し、静かであった。彼は暫く闇に眼を馴らした後、そこに展げられた絵を見た。
チェンロッカー(錨室)の蓋の上には、安田が仰向きに臥ていた。