일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しゅんせつせん

日本プロレタリア文学集・8 葉山嘉樹集

葉山 嘉樹

葉山 嘉樹의 日本プロレタリア文学集・8 葉山嘉樹集(しゅんせつせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 34,935자 · 73화면

아오조라 문고

物の音は、それ丈けであった。

掘鑿の中は、雪の皮膚を蹴破って大地がその黒い、岩の大腸を露出していた。その上を、悼むように、吹雪の色と和して、ダイナマイトの煙が去りやらず、匍いまわっていた。が、やがて、小林と秋山とが倒れている川上の、捲上小屋の方へ、風に送られて流れて行った。が、上に上ると、それは吹雪と一緒になって飛んで行った。

発破の後は、坑夫が一応見廻らねばならぬことになっていた。それは「腐る」(不発)のがあると、危険だからであった。

その見廻りは小林がいつでも引き受けていた。が、此場合では小林はその役目を果す事は出来なかった。

時間は、吹雪の夜そのもののように、冷酷に経った。余り帰りが遅くなるので、秋山の長屋でも、小林の長屋でも、チャンと一緒に食う筈になっている、待ち切れない夕食を愈々待ち切れなくなった、餓鬼たちが騒ぎ出した。

「そんなに云うんだったら、帳場に行ってチャンを連れて来い」

と女房たちが子供に云った。

小林と秋山の、どっちも十歳になる二人の男の児が、足袋跣足でかけ出した。

仕事の済んでしまった後の工事場は、麗らかな春の日でも淋しいものだ。