후리가나로 읽는 일본 고전
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ファルスについて
日本文化私観 坂口安吾エッセイ選
坂口 安吾의 日本文化私観 坂口安吾エッセイ選(ファルスについて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,974자 · 47화면
僕が今までヤッツケた大部分は小林秀雄に就てです。僕は小林を尊敬している。尊敬するとは、争うことです。
花田清輝は「現代文学」の同人ではないが、時々書いていた。何れも立派な仕事であった。
小説家には太宰治という才人があるが、いわば花田清輝は評論家のそういうタイプで、ダンディで才人だ。小説だと、まだ読者には分るけれども、評論となると却々分らないもので、たとえばポオの「ユウレカ」が日本に現れても、読者の大部分は相手にしないに相違ない。花田清輝はそういう評論家です。
今度我観社というところから「復興期の精神」という本をだした。マジメで意気で、類の少い名著なのだが、僕は然し、読者の多くは、ここに花田清輝のファンタジイを見るのみで、彼の傑れた生き方を見落してしまうのではないかと怖れる。彼の思想が、その誠実な生き方に裏書きされていることを読み落すのではないかと想像する。この著作には「ユウレカ」と同じく見落され、片隅でしか生息し得ない傑作の孤独性を持っている。だから、花田清輝の真価を見たいと思ったら、もっと俗悪な仕事をさせてみることだ。つまり、文芸時評とか、谷崎潤一郎論だとか、そういう愚にもつかない仕事をやらせてみると分る。