후리가나로 읽는 일본 고전
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めいじかいか あんごとりもの
明治開化 安吾捕物
坂口 安吾의 明治開化 安吾捕物(めいじかいか あんごとりもの)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 26,240자 · 52화면
「なるほど、何か深いワケがありそうだ。皆さんのお話の様子だと、三枝子さんが逃げ隠れするとは思われない。しかし死んだ形跡もないとすると、どういうワケになるのだろう。ぼくはそれを上申して取調べてもらいましょう。とにかく妹さんが行方不明という件ですから、一応署へ来て下さいませんか」
「承知しました。そして御尽力できることがありましたら、どうか調査の用に使って下さい。妹の有罪無罪いずれにしても、兄として真相をつきとめないワケには参りません」
そこで三人は警察へ行って、重太郎は形式上の質問をうけたが、井戸へもぐった佐々警部補は遠山巡査の疑惑を是として、さらに調査を命じた。そこで三名は母里邸へ行った。
重太郎がヘドの下にあったという書物をみるとシェクスピヤである。ローマ字でK・TOCHIOという署名があった。トチオという友人をきいてみると、すでに由也は外出したあとだが、ラクもオソノも栃尾という友人の名を知っていた、幸い住所も分ったから、白山下の彼の家を訪問すると、彼は在宅しておって、自分がその本の所持者であることを肯定したが、
「それは昨日時田に貸した本さ。時田と母里と川又という三人が遊びに来たから、時田にその本を貸してやり、四人で白山上のハゲ蛸という馬肉屋へ行って飲食した。