후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
めいじかいか あんごとりもの
明治開化 安吾捕物
坂口 安吾의 明治開化 安吾捕物(めいじかいか あんごとりもの)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 26,240자 · 52화면
さて、このうちの三名までが、主というほどでもないが、その次席ぐらいの雷ギライで、
「留守中心配もあるまいが、カミナリの時だけは気がかりですね。その時だけは三人のカミナリ病人はとても仕方がないのですから、三枝はシッカリして下さいよ」
と、主婦ヤスノは出発に際して笑いながらもこう言い残したほどである。当吉夫婦とオソノはまさしくカミナリ病人で、カヤをつり、フトンをひっかぶって、呼べど叫べど叩けど、主命とあってもカミナリの音あるうちは汗のしたたるも意とせずフトンをかぶり通すという手の施しようもない病人であった。
家令今村夫妻のどちらかが留守してくれると心配はないのだが、このたびはよんどころない重大な墓参、心きいた夫妻がいないと差支えがあって、どちらを残すわけにもゆかない。しかし当吉夫婦はカミナリ以外の時は信用のおける人たちだから、特に留守中が不安というほどではなかった。
邸内には馬小屋と並んで馬丁当吉夫婦の小住宅がある。主人不在中だから妻ラクだけは本宅の女中部屋へ泊りこんでいた。そこで当吉は女中部屋で一同と夕食を共にしてからいったん自分の小屋へ戻ったが、ピカリときたので、うかない顔で本宅の女中部屋へ現れたのである。