일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

めいじかいか あんごとりもの

明治開化 安吾捕物

坂口 安吾

坂口 安吾의 明治開化 安吾捕物(めいじかいか あんごとりもの)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 24,354자 · 49화면

아오조라 문고

忍びこんでみると、藤兵衛はすでに何者かに殺されている。芳男はおどろいて逃げだしたというが、奴めは、お槙が殺したに相違ないと考えているだろうよ。お槙は悪い女だ。警察の調べがとどいて、お槙があげられる、心細いの一念、可愛い憎いで、芳男と一しょに殺りました、と云いかねない女なのさ。芳男が怖れて戸惑って逃げまわったのは、その心配があってのことだ。しかし、お槙は犯人じゃアないぜ。女が酔っ払って男を一刺しに突き殺せるわけがねえや。惚れて油断のある男でも、女の腕で一刺してえのはむつかしいものだ。まして藤兵衛はお槙に三行り半をつきつけたその日のことだもの、酔ったお槙に刺し殺される不覚があるわけのものじゃアないのさ」

海舟は片手の指から悪血をとると、今度は別の片手の指をチョイときって、悪血をとりはじめた。

「新十郎が見ている通り、藤兵衛の隣室にこぼれていたという土が曲者なのさ。犯人は、お槙が三行り半をつきつけられ、芳男が叔父甥の縁をきって勘当されるてえこと知っていた男だ。それを知っていたのは加助のほかにはいない。あの男がと世間ではビックリするだろうが、真犯人はままこうしたものさ。