일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

めいじかいか あんごとりもの

明治開化 安吾捕物

坂口 安吾

坂口 安吾의 明治開化 安吾捕物(めいじかいか あんごとりもの)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 26,208자 · 52화면

아오조라 문고

「当家の財産状態はいかがでしょうか」

「大旦那の買いつけが事々にしくじりまして、かなり手痛い損失がつづいておりまして一応苦しくなっておりますが、まだまだ屋台骨はシッカリしておると見ております」

「このお店はいつごろの創業ですか」

「上京まもなくここが売りに出たのを買って開業しましたのが、たしか明治六年、開店の時から居りますのは私だけで、他の者はこの四五年間に新しく雇入れた者ばかりです」

「時々郷里から訪れる人がありますか」

「出身の地とは絶縁の状態で、取引の織元も隣りの秩父郡か、隣県の群馬栃木の人ばかりです」

「こちらから向うへ商用に往復致しておるでしょう」

「あの方面は私のほかに二人の係りの手代がおりまして、常に往復致しております」

「あなたは当日の夜は当家に宿泊されたでしょうか」

「いいえ。夜業を終えて九時ごろ帰宅いたしまして、そのまま寝てしまいました」

新十郎は庭のイナリの前に立った。小さなありふれたオイナリ様である。扉をあけてみた。中はカラであった。しかし、中をのぞいた新十郎の目が光った。

「オヤ。これは何だろう? 昔からこうなっていたのだろうか? ここへ板を張りつける必要はなさそうだが」