일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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めいじかいか あんごとりもの

明治開化 安吾捕物

坂口 安吾

坂口 安吾의 明治開化 安吾捕物(めいじかいか あんごとりもの)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 24,951자 · 51화면

아오조라 문고

航海も日数経て、女がいるだけ、無聊に苦しむと始末にこまる。大和が誘いの水をむけて、

「ナニ、真珠を賭けなきゃいゝじゃないか。いつものように給料でやりゃアいいんだ。それなら船長も文句があるめえ」

こう言われると、ほかに気晴らしのない船中生活、誘惑に勝てないのである。いつしか大ッピラにやるようになり、畑中の耳にも届いたが、イエ給料でやってるんです、と云われると、たって止めることもできない。しかし、実際の勝負はいつか給料をハミだして、彼らのメモをみれば、船員の普通の収入では賄いきれぬ多額の貸借になっていた。

ところが、ここに困ったことには、潜水夫の清松が生来のバクチ好きである。幼少から潜水を仕事とも遊びともして先輩の行跡を見て育っているから、潜水病の恐るべきことは身にしみて知っている。先ず花柳病にかかって潜水するとテキメンにやられる。殆ど即死の大患にやられるのである。次に大酒がよろしくない。酒色を慎しむことが潜水夫の第一課だ。しかし清松は海の男の中でも音にきこえた豪胆者、酒色を慎しめばとて、持って生れた負けじ魂が縮んでしまったワケではない。それがバクチに現れるのである。