일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ほしのこ

星の子

小川 未明

小川 未明의 星の子(ほしのこ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,212자 · 11화면

아오조라 문고

あたりは、一面に煙るように青白い月の光にさらされています。この河のふちは、一帯に貧民窟が建て込んでいて、いろいろの工場がありました。どの工場の窓も赤くなって、その中からは機械の音が絶え間なく聞こえてきました。そして建物の頂にそびえたった煙突からは、夜の青い空に、毒々しい濁った煙を吐き出しているのでありました。

彼女は、ある工場の前では、多くの女工が働いているのだと思いました。また、鉄槌の響いてくる工場を見ては、多くの男の労働者が働いているのだと思いました。その人々は、みんな、このあたりのみすぼらしい家に住んでいるのだと思ったときに、彼女は、自分たちはどうしてここに生まれてこずに、金持ちの家へ生まれてきたか、しあわせといえば、そうであるが、そのことが不思議にも思われたのでありました。

ここを離れて、だんだん寂しい野原にさしかかると雪が深くなりました。手足は寒さに凍えて、ことに踏む足の指先は、切れて落ちそうに、痛みを感じたのであります。

どこを見ましても、あたりは、灰色の雪におおわれていました。そして、あの天国で聞こえるであろうような、よい音色も、また輝かしい明かりもさしていませんでした。