일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しょうわよねんのぶんだんのがいかん

昭和四年の文壇の概観

平林 初之輔

平林 初之輔의 昭和四年の文壇の概観(しょうわよねんのぶんだんのがいかん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 14,557자 · 29화면

아오조라 문고

であり、第三に、日本にはまだ探偵小説のすぐれた作家が出ないためである。

探偵小説の発達には、何といっても科学的機械文明の高度の発達が前提とされる。探偵小説にももちろん、神秘的要素は必要だが、探偵小説の神秘は、科学前期の神秘であってはならない。ここでは人間の推理力が王座をしめていなくてはならない。宿命や、超自然的な力は、探偵小説の領域から排除されねばならぬ。その意味で、探偵小説は、最も執拗に人間的な小説であり、しかもアップ・トゥー・デートの小説である。日本人の文明、長い間非科学的な伝統の中に育ってきた日本人のイデオロギーは、まだ十分に探偵小説を生むにふさわしい程度まで発達しておらぬ。

探偵小説の作家では、江戸川乱歩が依然として第一人者であり、彼の構成する世界はたしかに異常な世界である。だが彼の世界には健康性がなく、朗らかさがなく、機械学的な複雑の中の単純さといった要素がない。そのために、彼がどんなに精巧な世界を構成して見せても、しょせんそれは過去の世界でしかない。金融資本と、信用経済と、電気工業との現代の社会にぴったりとあったテンポをもっていない。