후리가나로 읽는 일본 고전
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ちえのいちたろう
智恵の一太郎
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 智恵の一太郎(ちえのいちたろう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 67,333자 · 134화면
この高橋さんは、いつもおもしろい、ためになるお話をしてくれたり、模型飛行機の競技会を開いてくれたり、野球の審判官になってくれたりするので、近所の少年たちに、たいへん人気のある、快活な学生さんなのです。
「雪投げをして来たんだ。僕たちの組はすごく勇勢だったよ」
少年の一人の北川君が、とくいらしく答えました。
「ふーん、そりゃよかったね、僕に知らせてくれりゃ、原っぱへ行って、君たちに雪投げのしかたを教えてやるんだったのになあ」
高橋さんはどこかにまだ子供っぽいところがありましたので、雪投げに加われなかったのが、いかにも残念だという顔をしましたが、ふと何かおもしろいことを思いだしたらしく、目をかがやかしていいました。
「あ、そうだ。君たちに一つ智恵だめしの問題を出してやろう。いいかい、雪投げというものは、ただ力くらべをするだけじゃない。智恵くらべもしなければならないのだ。雪投げをやるのに、どうすれば有利かということが、どんなに大切かということは、君たちもよく知っているだろう。もっと小さいことでいえば、探偵ね、あれがやっぱり力よりは智恵の仕事なんだよ。
ところで、かりに君たちが探偵として相手の様子をさぐりに行ったとするね。