후리가나로 읽는 일본 고전
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しょさいをちゅうしんにしたいえ
書斎を中心にした家
宮本 百合子
宮本 百合子의 書斎を中心にした家(しょさいをちゅうしんにしたいえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,739자 · 8화면
食堂との境は、左右に開く木扉で区切っても、単に大きい帳を用ってもよいでしょう。
此処にこそ、朝から、朗らかな日が流れ入って欲しく思います。円い五六人坐れる卓子、高くなく下った家庭的なダイニングルーム・ランプ。綺麗な花。軽快な小枝模様でもさっぱりと出した壁の前には、単純で、細工は確かなカップボールド、サービング・チェスト。
台所との間には、どんなに小さくても配膳室があった方がよろしいでしょう。給仕をするのに、一々、大きな扉の開閉をせず、配膳室との境に、適当な大きさのハッチをつけ、台所で料理出来たものは、彼方側から其処の棚にのせ、給仕人が、此方から、部屋を出ず食卓に運ぶ。
とかく五月蠅い人の出入りは、食事中なる丈さけたいと思います。
配膳室には、食器棚、料理の仕上げをする位の意味で瓦斯、周囲の壁は、タイルででも張った流し。壁も天井も全部白く、出来るなら、細かい金属製ネットを張った大窓。蠅などが、成たけ入らないように、安心して食物を並べて置かれることが必要でしょう。台所と此処とは、夜一番明るく電気をつける事が大切です。外の部屋は落付きとか感興とかで、却って、隅々のほの暗いことも、或る時は快よいでしょうが、昔の日本の台所のように茶の間からの余光でさぐりさぐり流元をするようでは恐ろしい。