후리가나로 읽는 일본 고전
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さいきんよろこばれているものから
最近悦ばれているものから
宮本 百合子
宮本 百合子의 最近悦ばれているものから(さいきんよろこばれているものから)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,424자 · 7화면
いくら彼方此方の大学で一生懸命に「短篇小説作法」を講義していても、講義し切れないものがあるのだから恐ろしい。真個にひとのことではないと思う。さて、此から私の書き並べて行こうとする本の中で真個に読んだのは極小部分である。其れ等の本を近いうちに読んで見たいと思っているのであるから、此処に其名を書くことは、貴方も御読みになりますか、と云う心持である。其れ故決して批評でもなければ、推薦でもない。まして芸術的価値を云々することなどは思いもよらない。一種の作品目録なのである。その便宜の為にも、曖昧な片仮名はやめて、英語は英語のままにして行った方がよかろうと思う。
先ず本国の愛蘭より却って米国に於て早く認められて今は一部の偶像のように成っている Lord Dunsany に就て書こう。彼の経歴は厨川白村氏の印象記の中に委しく書かれているからやめて作品に移る。
彼は全く白村氏の書かれた通り新しい浪漫主義者であろう。故国の政治的状態に就て話そうとはせずに、昔ながらの伝説と神秘の詩に抱かれながら、「今」を超えて生活をする愛蘭農民の永遠を語るのが彼である。彼の素晴らしい空想は、何時でもすきな時に私共を引攫って驚異の国の神、悪魔に、スフィンクスに引合わせる。