일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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きのめだち

木の芽だち

宮本 百合子

宮本 百合子의 木の芽だち(きのめだち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,941자 · 10화면

아오조라 문고

文化・芸術の結実は、そのものとして人民に愛され、貴ばれる本質から変化させられて商品化し、投資の対象と化して来ているのである。

第二次世界大戦まで、パリは芸術の都と云われて来た。それは、ヨーロッパにおいてのフランスが、封建時代からより進んだ文化をもちつづけて今日に到ったからでもあるが、他面には、パリというものがもちつづけたその伝統的な地位によって、おのずから文化において世界最大の取引市場の一つとなっていることからも来ている。ヨーロッパ、アメリカの文化・芸術の純文化的、芸術的価値は、パリという関所を通過して、初めて存在を確実にされると思われた。同時に、世界の文化的商業の面から、パリで売れる、ということが一つの商品価値証明のようになった。ウィーンで有名だった藤田嗣治、というのと、パリで有名だった藤田嗣治というのとでは、一般のうける印象がちがう。日本において彼の作品の商品価値がちがう。戦時に、軍部がこの画家を利用することにおいての熱心さまでが違ったのである。

アメリカでもヨーロッパでも、真実な文化人、芸術家たちは、文化・芸術の悪質な商業化に対して、いつも戦って来た。