일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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きのめだち

木の芽だち

宮本 百合子

宮本 百合子의 木の芽だち(きのめだち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,941자 · 10화면

아오조라 문고

余り賢くあること、余り英邁であること、それさえも脅威をもたらした。殿様は馬鹿でなければならなかった。そういう日本の封建の気風の中では、一つの藩が、とびぬけて卓抜な学者、芸術家をもっているということさえも不安であった。

東北の伊達一族は、その胆力と智略とで、徳川から特別の関心をもたれた。聰明な伊達の家長たちは、その危険を十分に洞察した。伊達政宗がわざと大酔して空寝入りをし、自分の大刀に錆の出ていることを盗見させた逸話は有名である。伊達模様という一つの流行語が作られ、今日までそれは日本の生きた言葉としてのこっている。その源泉は、やはりこの伊達の智慧であった。浪費と軽薄の表徴として、それによって、徳川の警戒心をゆるめようとして途方もなく派手な大模様の衣類をつけて登城した伊達に対して、伊達模様という云いかたが出来たのであった。しかし、これらの逆用されている智慧は、文化のひろびろとした開花をうながすには、暗く寒くありすぎた。

前田家のような大大名の藩で発達した文化が、能・茶の湯、宗教では禅であるということも意味がある。当時の社会生活から一応は游離して、精神と富との避難所としての文化が辛うじて生きのびた。