일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ザボンのはなのさくころ

杉田久女随筆集

杉田 久女

杉田 久女의 杉田久女随筆集(ザボンのはなのさくころ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,008자 · 31화면

아오조라 문고

汚れた食器は浸けたまま、戯曲を読み耽る冬夜の妻のくつろいだ心持。(ニ)は近代文芸の一特色なる欧化と都会色。鋭敏な市人の感覚である。二の替を見にゆく道すがら、幌にふる明るい春雪。賑かな馬車のゆきかい。幌の中には盛装の女性が明るい得意な気分をのせて走らせている。行てには華かな芝居の色彩と享楽的な濃い幻想。これこそ華かな都会の情調の句である。

(ホ)三井銀行の扉の秋風をついて出し   静廼

(ヘ)雪をおとしてドサと着きけり丸善の荷   茅花

(ト)初鮭や部下のアイヌの兵士より   みどり

三井銀行の大建築の重い扉を押しあけて外へ出た刹那の感じを巧みにとらえている。(ヘ)は東京の丸善から北越の雪深い町へ或日とどいた荷物が、土間に雪をはらい落して配達されたと云う瞬間の光景を写生して、近代生活の一地方色を出している。初鮭の北海道らしい地方色。之等はいずれも事実を有るがままに切り取り来って写生した、近代生活の断片記録であり、自己観照からなる純客観句である。電灯戯曲手紙銀行人力車等も近代生活のうみ出した材料である。

(2) 近代風俗をよめる句

(イ)福引や花瓶の前の知事夫人   静廼女