일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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おうかをよめるく

杉田久女随筆集

杉田 久女

杉田 久女의 杉田久女随筆集(おうかをよめるく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 16,273자 · 33화면

아오조라 문고

光源氏の君ならずとも、つい垣ま見たくもなるであろう。

小倉でそだった多佳女さん。白牡丹か桜のような此婦人に、青簾のくらきをこのむ心境のふかさと落付きを見出しえた事は嬉しい。

陽炎のまつはる足を運びけり  妙子

明るい真昼の草の上。そこら一面ゆらゆらともえている陽炎が一歩一歩歩みを運ぶ度に足にもすそにからみつく。もしそれ此脚に重心をおいて、描いて見るならば、女鹿のようにすんなりした脚の、裸体の女性を、柔らかい曲線と美しい透った色調で明るいグリーンの草と、光り、陽炎の中に彫刻的に歩み佇たせて一幅の油画ともなろう。

陽炎のまつわる足という表現が陽炎の特性をよく把握している。

春暁やあとさきもなき夢の橋  妙子

ぼうっとしてそれこそ、ばら色の靄でもかかっている様な、春暁のねむりの中に、ほっかりと七彩の夢の浮橋があとさきもなくかかっている。そこに曙の精とよばるる女神が裳をひいて佇みつつある。

春の曙のとりとめもない夢というものを、メーテルリンクの象徴劇のよう、取扱っているのは面白い。大体、夢をフロイド式に分析すればこむつかしい意味もあろうが、詩中の夢の世界には、何の理屈も聯絡もない、写生万能時代には空想的でめずらしく象徴の匂いがある。