후리가나로 읽는 일본 고전
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かきのきのあるいえ
柿の木のある家
壺井 栄
壺井 栄의 柿の木のある家(かきのきのあるいえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 15,460자 · 32화면
お前たちが大人になると、小さい柿も大きくなるよ。あ、そうだ、新之助にも一本、くれるか。」
おじさんは思いついたように、洋一に相談しました。
「うん、やるよ、小さい木、三本もあるんだから。」
きょうは新之助が三太郎おじさんのうちにもらわれてゆく日なのでした。ちょうど日曜日なので、そのおわかれのごちそう作りに、三太郎おばさんも朝から手つだいにきていました。新之助をやることは、あまり洋一が反対なので、とりやめていましたが、二人一度の子そだてでおかあさんのからだがだんだんやせてゆくのと、洋一が承知したのとで、急に話がもとにもどったのです。赤ん坊は何にもしらず、柿の木の下でゆりかごの中に向い合って、ねむっています。やがて目をさまして、一人は三太郎おばさんにだかれ、山羊と柿の木を一本おともにつれて、この家を出てゆくことでしょう。
山羊は、ぼくがつれていってやろう――
洋一がそんなことを考えているとき、日出海が目をさまし、急に大声で泣き出しました。すると、いつもの調子で新之助も一しょに目をさまし、大きな口をあけて、手足をばたばたさせながら泣きさけびました。
「ああ、おっぱい、いまもってくるからね。