일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

えいぞうのし

栄蔵の死

宮本 百合子

宮本 百合子의 栄蔵の死(えいぞうのし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 38,295자 · 77화면

아오조라 문고

たりするばかりであった。

病気になったその日からお君は絶えず、

どうしよう

と云う感じに迫られて居た。

この考えは、何事をもたじたじにさせた。

只どうしようと云うばかりに国許へは一度も知らせてやらなかったし、弟に来てくれとも云ってやらなかった。

それが、どう云うわけと云うではなく、只、どうしていいか見当のつかない様な心から起った事である。

塩からく、又生ぬるい涙が、眼尻りから乱れた髪の毛の中に消えて行った。

お金は、行こうともしずにピッタリお君のわきに座って居る。

お君は、救を求める様に、シパシパの眼をあいたりつぶったりして居ると耳元で、何かが、

「お父さんに来てもろうたがいい

と云う様に感じた。

お君は、いかにも嬉しそうに、パッとした顔をして、一つ心に合点すると共に、喜びを押えつけた様な低い鼻声で、

「父はんに、来てもらお思うとるんやけど、どうどましょうなあ。

と云った。

そうさねえ、それも悪かああるまいよ、

来てどうにかなればねえ。

けど、何んに来たんやら分らない様にして、只食べるばかりで帰られちゃあなお尚だが。

そいで、まあ、父さんでも来たら何ぞって云うあてがあるのかい。