일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

えいぞうのし

栄蔵の死

宮本 百合子

宮本 百合子의 栄蔵の死(えいぞうのし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 38,295자 · 77화면

아오조라 문고

と云いながら、お金に油をさし、いよいよ滑らかになる女房の舌の働きに感心して居た。

専売局に、朝から晩まで働いて家の暮しを立てて居た。

今年二十三になる恭二にはまだ独立するだけのものは取れなかった。

体は弱し、中学を出たきりなので、これぞと云う働きもない男に、そう十分なだけのものをくれる慈善家はこの世智辛い世の中には居ない。

恭二は静岡の魚問屋の坊ちゃんで、倉の陰で子守相手に「塵かくし」ばかり仕て居たほど気の弱い頭の鉢の開いた様な子だったが十九の年、中学を出ると一緒に、良吉の家へ養子になった。

良吉の妹が口を利いたので、母親がほんとでありながら、愛されて居なかったので、父親の意志で、恭二は良吉の後継者と云う事になった。

十九にもなったものを只食わしては置けないと云うので、あらんかぎりの努力をして漸う専売局の極く極く下の皆の取り締りにしてもらったのは、良吉のひどい骨折りであった。

免職されない代り、目立ってもらうものが増えもしない。

何をしても要領を得ない様な、飄箪□□なので、とげとげしたものの間を滑りまわるには却って捕えどころがなくて無事であった。