후리가나로 읽는 일본 고전
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きりゅうつうしん
桐生通信
坂口 安吾의 桐生通信(きりゅうつうしん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 16,394자 · 33화면
桐生の警察の交通整理ぐらい根気がよくてコマメなところはめったにない。人は右、車は左、これを破るとかならずお巡りさんに注意されるから、東京からくる人はかならずこれをやられて、
「桐生の町を歩くのはユダンができねえや」
とシャッポをぬぐ例になっている。これほど交通整理に熱狂的な執念をもっている桐生警察もギオン祭には歯が立たないのである。それも仕方がない。祭の期間中、メーンストリートは道路でなくて会場だからだ。昼は行列とミコシのねり歩く会場であるし、夜は芝居や音楽や踊の会場だ。自動車はおろか自転車も通れない。
おのおのの屋台でやるカブキ芝居は日没から夜明けまでつづく。道路の上は見物席で、めいめいのゴザとザブトンで昼から席を占領した人々でギッシリつまってしまう。私が夜明けに行ってみたら、役者よりも見物人の方が疲れきっていた。
今年のお祭衣装は一万三千円だったそうだ。織物はお手の物だから生地も柄もソツがない。今年のはチリメンのおそろいだそうで、朝昼晩と装束を変える例になっている。このおそろいをきているかぎり、お祭中はどこで飲んでも芸者をあげても金を払う必要はない。