후리가나로 읽는 일본 고전
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きりゅうつうしん
桐生通信
坂口 安吾의 桐生通信(きりゅうつうしん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 16,394자 · 33화면
こう言って武芸者のように考えこんでしまう人物もいる。いかにも真剣そのものである。
「そうだ。こいつはいいことをきいたね。オレも目を閉じてやってみよう」
生き生きと目をかがやかせてヒザをうつ人物もいる。いずれも私の本意たる風流を解せざることはなはだしく、深刻きわまる反応であった。
しかし、アンマのパチンコが彼らをかくも感奮せしめるところを察するに、彼らはすべて敗軍の将なのだろう。私はパチンコをやらない。月に百円のゴルフをたのしむ私は、茶道をたのしむこじきのようなものであろう。
いつも大投手がいない町
桐生は四百年前に織物都市として計画的につくられた時から小大名の支配をうけない天国で、日本全土を相手に取引と金勘定で明け暮れしてきた都市である。町ができた時から東における最も大阪的なところで、今日に至っても全くの小商工業都市で各人腕にヨリをかけ隣人親友を裏切って取引と金勘定に明け暮れしているところだ。
物価は物すごく高い。それを知らないのは土地の人だけだ。私が伊東からここへ移ったとき、温泉に比べれば物価が安くて生活は楽だろうと土地の人々が言ってくれたが、米や薪や炭のヤミ値すら実は温泉の倍ちかく高かった。