후리가나로 읽는 일본 고전
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えどかとうきょうか
梵雲庵雑話
淡島 寒月
淡島 寒月의 梵雲庵雑話(えどかとうきょうか)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 33,841자 · 73화면
一、各地の風俗を知るの便あり。
一、皆其の知恵者より成れり。
一、沈黙にして雄弁なり。
一、朋友と面座上に接す。
一、其の物より求めらるゝの煩なし。
一、依之我を教育す。
一、年を忘れしむ。
皆おもちや子供のもてるものゝみを
それと思へる人もあるらむ
これが、私が応接する総てを愛玩出来る心で、また私の哲学である。従って玩具を損失したからとて、少しも惜いとは思わない。私は這般の大震災で世界の各地から蒐集した再び得がたい三千有余の珍らしい玩具や、江戸の貴重な資料を全部焼失したが、別して惜しいとは思わない。虚心坦懐、去るものを追わず、来るものは拒まずという、未練も執着もない無碍な境地が私の心である。それ故私の趣味は常に変遷転々として極まるを知らず、ただ世界に遊ぶという気持で、江戸のみに限られていない。私の若い時代は江戸趣味どころか、かえって福沢諭吉先生の開明的な思想に鞭撻されて欧化に憧れ、非常な勢いで西洋を模倣し、家の柱などはドリックに削り、ベッドに寝る、バタを食べ、頭髪までも赤く縮らしたいと願ったほどの心酔ぶりだった。そうはいえ私は父から受け継いだのか、多く見、多く聞き、多く楽しむという性格に恵まれて、江戸の事も比較的多く見聞きし得たのである。