후리가나로 읽는 일본 고전
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しょくぶつちしき
植物知識
牧野 富太郎
牧野 富太郎의 植物知識(しょくぶつちしき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 43,784자 · 86화면
の花ガツミはマコモ、すなわち真菰の花を指したもので、なんらこのハナショウブとは関係はないが、園養のハナショウブを美化せんがために、強いてこの歌を引用し、付会しているのは笑止の至りである。
ハナショウブの花は千差万別、数百品もあるであろう。かつて三好学博士が大学にいる間に、『花菖蒲図譜』を著して公にしたが、まことに篤志の至りであるといってよい。われらはこの図譜によって、明治末年前後のハナショウブ花品を窺うことができるわけだ。そしてハナショウブを花菖蒲と書くのは、実は不正な書きかたで、ショウブは菖蒲から書いた名ではあれど、ショウブはけっして菖蒲ではない。
ハナショウブの花は、その構造はアヤメやカキツバタと少しも変わりはない。ただ花の器官に大小広狭、ならびに色彩の違いがあるばかりだ。すなわち最外の大きな三片が萼片で、次にある狭き三片が花弁である。三つの雄蕊は幅広き花柱枝の下に隠れて、その葯は黄色を呈しており、中央の一花柱は大きな三枝に岐かれて開き、その末端に柱頭があり、虫媒花であるこの花に来る蝶々が、この柱頭へ花粉を着けてくれる。花下に緑色の一子房があって、直立し花を戴いている。