후리가나로 읽는 일본 고전
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いんじゅうトリステサ
橘外男ワンダーランド 人獣妖婚譚篇
橘 外男
橘 外男의 橘外男ワンダーランド 人獣妖婚譚篇(いんじゅうトリステサ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 154,788자 · 299화면
「そ……そうだよ。そんなことなぞはどうでもかまわんのだがね……それで何かね、犬はどんな種類なのかね?」と大急ぎで私も話題を変えてみた。
「ウルフ・ハウンドとダックスフントとの混血種みたいな、……とても見てくれの悪い大きな犬なんですって、モリナーレの夫人が言ってらっしゃいましたわ」
見てくれの悪い犬と言われた途端、私は口許を掩うている扇子の陰から、妻の視線を激しく浴びたような気持がして、無意識に卓子の下の脚を引っ込めた。
「口留料くらいの金は、私だって充分出す積りだよ。高が犬の一匹くらいまさか売ってくれんこともないだろう」
「お金よりもその犬を売ってもらうことが面倒なんですって、さっきから何遍も私申し上げてるのに、どうしてお飲み込めになれませんの? 気に入らなければお金なんか何百万ペセタ積んだって売ってくれないんですって申し上げてるじゃありませんか」
「金で売らなければ何で売るんだね?」
「ですから、私そう言ってるじゃありませんか! 主人の気分一つで売るんですって! どうして貴方はそう感がお悪いんでしょう。一を聞いて十を知るって言いますのに、貴方のは十を聞いてやっと一がお飲み込めになれますのね」