일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

じろうものがたり

次郎物語

下村 湖人

下村 湖人의 次郎物語(じろうものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 146,773자 · 294화면

아오조라 문고

「でも、父さん、僕正直になる方がいいんでしょう。」

これには俊亮もあっけにとられて、つい、突っ放すように言った。

「そんなふうでは、もう誰にも可愛がってもらえないよ。」

すると次郎は、急に立ちどまって、じっと俊亮の顔を見つめていたが、

「僕、人に可愛がってもらうことなんか、きらいになっちゃったさ。」

と吐き出すように言い、さっさと一人で先に帰ってしまったものである。

お芳に対しては、彼は、まるで赤の他人に対するような冷淡さを示した。自分の方から言葉をかけることなどほとんどなく、お芳に何か言われても、極めてそっけない返事をするだけだった。そして俊三がお芳の近くにいるかぎり、彼はつとめてその場をさけようとするかのようであった。

彼の相手はいつも恭一だけだった。恭一と二人きりだと、彼の様子はほとんど以前と変りがなかった。ただ、おりおり、祖母や母に対する自分の態度の変化を誇るような口ぶりを、それとなく洩らすことがあった。そして恭一がそれについて少しでも彼に忠告めいたことを言い出すと、彼はすぐ、

「僕、正直になりたいんだよ」とか、

「人に可愛がってもらったって、つまんないさ」