후리가나로 읽는 일본 고전
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ひかくしんわがく
比較神話学
高木 敏雄
高木 敏雄의 比較神話学(ひかくしんわがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 177,624자 · 348화면
波斯国民、「フェニシヤ」国民の間にも亦た、同様の思想を発見し得可く、印度にプラーマ神の宇宙卵あり、「フィン」人も亦た、卵殻を大空とし、その黄白を以て海陸とす。南太洋なる「パシアン」島の宇宙観に、椰樹の実を説くも亦た、鶏子説話と其趣に於て異ることなし。
然れども、支那の宇宙論と、印度神話の宇宙論との間には、著しき類似あり。列子、荘子、筍子、淮南子等、所謂諸子の説を外にして、『霊憲』、『渾儀』、『※(「日+斤」、第3水準1-85-14)天論』、『穹天論』等の宇宙論中、天の高さを論じ、地の厚さを説き、天柱と云い、地維と云うもの、凡て吠※(「こざとへん+施のつくり」、第4水準2-91-67)詩篇に於て、其対偶を求むるを得可し。之によりて、かの鶏子説話の印度起原を説く者あり。詩篇に曰く、化生のはじめは、水にして、水上に黄金の宇宙卵浮ぶ。この卵より、欲の神即ち万有創造の神生る。又曰く、無化して有となり、有化して卵となり、此卵両分して天地となる。『渾天儀』に曰く天形弾丸の如く、地天中に在り、天、地外を包む、鶏卵の黄を続るが如し。かの印度起原説の当否は、之を明かに判断し難しと雖も、支那の哲学的天地開闢説が、支那固有の陰陽説と、印度思想との、混合調和せしものなることは、略之を明言し得可し。