일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ひかくしんわがく

比較神話学

高木 敏雄

高木 敏雄의 比較神話学(ひかくしんわがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 177,624자 · 348화면

아오조라 문고

磐代の浜松が枝を引結び、まさきく有らば、また還り見ん、

磐代の野中に立てる結び松、心もとけず古へ念ほゆ、

玉葛実ならぬ木には、千磐破る神ぞ著くと云う、成らぬ樹ごとに、

忘れ草吾が紐につく、香山のふりにし里を忘れぬが為め、

忘れ草吾が下紐に著けたれど、醜のしこ草、ことにし有けり、

はじめの三首は、草或は松樹の枝を結びて、将来を約する事に関するもの、一種の植物咒力信仰の形跡を、示すものと見る可く、第四は一種の樹木信仰の、存在せしを示し、最後の二つは、咒力信仰を示す点に於て、はじめの三首と同様なり。神木の神聖にして、犯す可からざることは、太古よりの信仰にして、中古以来何れの神社も、「神木」を有せざるはなし。但し古史神話は、神木としては、唯「天香山の五百津真賢木」の一を記するのみ。樹木信仰と樹木祭祀とに関しては、中古以来の低級神話に於ては、其形跡の稍著しきを認むるも太古の高級神話、即ち古史神話は、此点に関しては、全く何事を知らざりしが如く、毫も推論の根拠を与うることなし。

古史に見ゆる、一種特別の形式を有する、一群の樹木説話は、之を名づけて、「大樹説話」と称するを得可し。