후리가나로 읽는 일본 고전
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ひかくしんわがく
比較神話学
高木 敏雄
高木 敏雄의 比較神話学(ひかくしんわがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 177,624자 · 348화면
然れども、後世樹木精霊の信仰、漸く盛なるに及んで、かの説話とこの信仰と相合して、一個の大樹精霊説話を生じたり。『佐々木家記』に見ゆる説話は、即ち之なり。
天文十年辛丑六月二日、今日武佐より言上、地の三四尺或は一丈下に、木葉枝の朽たるを掘出す。希有の事なりとて、数箇処掘出返し見るに皆同じ。其物を厭ぜり。黒く朽たる木の葉の塊りたるなり。屋形、希代の事なりとて、国の旧き日記を見給うに、其記に曰く、景行天皇六十年十月帝甚だ悩むことあり。之に依て、諸天に病悩を祈れども、終に其験なし。是に一覚と云占者あり、彼に命じ給うに、一覚曰く、当国の東に大木あり、此木甚だ帝に敵あり、早く此木を退治せらるれば、帝の病悩平治せんと。之に依て此木を伐るに、毎夜伐る所の木、本の如く成り、尽ること無し。然して彼覚を召して問給うに、伐る所の木屑、毎日焼かば、果して尽きんと云う。我は彼木の敵封たる葛なり。数年威を争うこと久し。其志帝に差向けて申す。即時に掻消すが如くに失す、彼木倒れぬ。此木枝葉、九里四方に盛なり。木、大さ数百丈。之に依て帝の病悩吊治す。此説話に於ては、
(イ)葛の精霊が、