일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

みずごもり

水籠

伊藤 左千夫

伊藤 左千夫의 水籠(みずごもり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,600자 · 10화면

아오조라 문고

「コリャ思ったより深い、随分ひどいなア」

「半四郎さん、どうも御苦労さま、とんだ御厄介でございます。そこらあぶのうございますからお気をつけなすって……」

「やア今日は君が来てくれたか、どうです随分深いでしょう。上げ縁は浮いてしまったし、ゆか板もところどころ抜けてるから、君うっかり歩くと落ちるよ、なかなかあぶないぜ」

「コリャ剣呑だ、なにもう大丈夫、表のガラス一枚破りましたよ、車へ載せて来ましたからつい梶棒をガラス戸へ突き当ててしまったんです」

「なアにようございますよ、ガラスの一枚ばかりあなた……」

「随分御困難ですなア」

「いやありがとう、まアこんな始末さ。それでもおかげさまで飢えと寒さとの憂いがないだけ、まず結構な方です。君、人間もこれだけ装飾をはがれるとよほど奇怪なものですぞ。この上に寒さに迫られ飢えに追われたら全く動物以下じゃな」

「そうですなア向島が一番ひどいそうです。綾瀬川の土手がきれたというんですからたまりませんや。今夜はまた少し増して来ましょう。明朝の引き潮にゃいよいよ水もほんとに引き始めるでしょう」

半四郎は飯櫃と重箱とほかに水道の水を大きな牛乳鑵二本に入れたのを次ぎ次ぎと運んでくれる。