일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ひょうが

氷河

黒島 伝治

黒島 伝治의 氷河(ひょうが)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,824자 · 42화면

아오조라 문고

今は、不潔で臭い病室や、時々夜半にひゞいて来るどっかの銃声や、叫喚が面白く名残惜しいものに思われてきた。それらのものを、間もなくうしろに残して内地へ帰ってしまえるのだ。

「みんなが一人も残らず負傷して内地へ帰ったらどうだ。あとの将校と下士だけじゃ、いくさは出来んぞ。」

声が室外へ漏れんように小さく囁き合った。

「やっぱし、怪我をして内地へ帰るんが一番気が利いてら。」

「こん中にゃ、だいぶわざと負傷してきた奴があるじゃろうがい?」大西は無遠慮に寝台を見まわした。「そういう奴は三等症だぞ。」

「三等症どころか、懲罰だ。」

どう見ても、わざとの負傷と思われる心配がない、腰に弾丸が填っている初田が毛布からむく/\頭を持上げた。

「馬鹿云え、誰れが好んで痛い怪我をする奴があるか!」

彼等は平和だった。希望に輝いてきた。

また、繰り方を換えた。あした、あさって、しあさって、と。もうあと三日だ。と、新しい負傷者が、追いつこうとするかのように、又どか/\這入ってきた。その中にアメリカ兵と喧嘩をして、アメリカ兵を軍刀で斬りつけた勇士があった。

それは彼等をひどく喜ばした。