후리가나로 읽는 일본 고전
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えどまえのつり
江戸前の釣り
三遊亭 金馬
三遊亭 金馬의 江戸前の釣り(えどまえのつり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 106,910자 · 214화면
五時半難波駅集合、六時発臨時急行魚釣り号にて出かける。人員八十人。一舟二人乗りで、ぼくの相手は釣友新田隆造氏。
乗船の前、船頭になるたけ立糸になるようにこいでくれ、ぼくは竿で釣るのだからと頼んだが、二人乗りの相手の新田君は、短竿であるから遠くを釣るので横流しがいいらしい。
昨夜の天気予報は晴れたり曇ったりというので雨具を持たずにきたが、舟に乗ると大雨になる。
船頭賞もでるというわけで、船頭も手釣りを始めた。そのため糸がふけて釣りにならない。船頭に釣りをやめさせ、うるさくいって立糸にさせる。
六尺と九尺の二本竿、オモリの四匁半を五匁に替えたが、まだふけるので、鶴見から出る大師沖で使う七匁にする。
どしゃ降りのなかで、寒くてたまらぬ。
ぼくだけ審査船に乗せてもらって先にあがるというと、釣友新田君も、からだが大切だからあがろうという。ほかの舟より先にあがってたき火をし、着物を干して、魚を目方にかけた。
「きょうの一等はあなたです。写真を撮らせてください」とのこと。雨の中で、文字どおり水のしたたるよい男の立姿を撮られる。先に帰してもらったが、船頭、新田君、ぼくの三人の収穫は百八十尾。